ずっと長い間、家計がトントンかちょいマイナスだった私が、色々知ってほんの少しの行動をしただけで、家計を毎月ちょいプラスにする事ができた具体的なノウハウを紹介しています。
私が家計改善に取り組んだ具体的な内容はコチラにまとめて記載しています。
→ 目指せ★毎月ちょっとプラスな生活
それでは、今日の内容です。
家計の中ですごく大きな割合を占める、住居費:住宅ローンを見直していきましょう。
もくじ
○ メリット
・ 返済額が減らせる
・ 返済期間を短くしたり、長くしたり、ボーナス払いをやめたり、条件変更ができる。
・ 団体信用生命保険※1の条件を変更できる。
ガン特約でガンになったら→ローン残高0円に
所定の生活習慣病+入院180日で残高0円に
・ リフォームローンもいっしょに借り換え1本化 → 支払いの利便性向上
・ 解約時、団信の保証料が返ってくる
※1 団体信用生命保険とは(住宅ローンを借り入れた人が死亡したり、高度障害状態になってしまったりした場合、保証金でローン残債が完済される保険)
住宅ローンの借り換えに成功すると、返済額を減らす事ができます。私の場合、最初に借りた条件から最終的に300万円以上の節約ができました。 また、借り換え時に返済期間を設定し直せるので、借り入れ時から収入やライフスタイルが変化した場合に合わせたプランの組み直しができるのもメリットです。
それと、借り入れ時は若いからそれほど健康面に心配はなかったかもしれませんが、少し年齢を重ねると周りでガンになる人や入院する人がいたり、自分自身も体にガタがきたりして、健康面でのリスクもいい機会なので考慮してもいいかもしれません。 少しの金利負担でまさかの事態でローン残高が0円になるオプションも設定し直せます。 私は43才の借り換え時にガン特約を付けました。 一生涯で日本人がガンになる確率は2人に1人。50%ですが、これには数字のマジックがあって、若いうちのリスクはほとんど心配ないとか。
あと、住宅を購入してから火災保険でカバーしきれなかった台風の被害や予定外のリフォームなどで必要になってやむなく借りたリフォームローンももしあればセットで借り換えが可能です。 住宅ローンとセットにすると返済期間が長くなって、低金利なので毎月の負担が少なくなるかもしれません。
それと、最初の借り入れ時にまとめて支払った団信の保証料が残りの期間分返済されます。
× デメリット
・ 手数料などの諸経費がかかる。 一般的に多いのは借入額×2.2% 50万〜100万ぐらい
・ 書類を揃えたり探したり、契約の手続きがなかなか大変
借り換えで一番ネックになるのが、乗り換えに関わる手数料や登記などの諸経費ですが、銀行によっては乗り換えに関わる諸費用や手数料も含めた形で契約する事も可能な場合があるので、手持ちの資金がなくてもあきらめないでください。
単純に現在の契約中の金利と乗り換え先の金利の差額分が浮いてくると考えがちですが、
金利差の差額 + 借り換えにかかる手数料などの諸経費 を考慮する必要があります。
でも自分で計算するのって結構大変じゃないですか。そういう手間は惜しんではいけない。
なので借り換え先の担当者さんに聞いてみる。これもひとつの手だと思います。
プロなら計算やシュミレーションは、何も難しくないし、それが仕事なので金額でどれぐらい、借り換えに関わる手間や必要な物など、ていねいに教えてもらえるはずです。 でも相手はお商売なので相手にとってのデメリットは伏せて話すかもしれないし、そのあたりを考慮しつつも、そこでちゃんと対応してくれないような銀行・担当者さんはダメなんで他をあたりましょう。
一般的に、住宅ローンの借り換えで節約の効果があるのは以下の条件にあてはまる人だと言われいます。
住宅ローンを借り換えを検討する基準
・ ローン返済の残金が、1000万円以上ある
・ ローン返済の残り期間が、10年以上ある
・ 借換先の金利差が、0.5%以上ある
以上、3項目すべてに当てはまる場合は、非常に大きな金額を節約する事ができるでしょう!
さぁ、勇気を持って比較検討していきましょう。
銀行と言えば、あなたの住む街に実店舗がある銀行だけが銀行ではありません。
言うまでもなく、ネットで「住宅ローン 借り換え」とかの検索ワードでとりあえず調べてみてください。
実店舗がある銀行もあるし、昔はなかった実店舗がないネット銀行というのもたくさんあるのがお判りいただけると思います。それと同時に各銀行の住宅ローン金利の一覧比較や人気ランキングなどたくさんの情報が得られると思いますので、まずはざっくり全体的な相場感が掴めればオッケーだと思います。
私の知る限りでは、ここ10年。住宅ローンの金利はじわりじわりともう底だよーと言いつつも下がる一方です。
一般的には景気がよくなると金利も上がるようですが、その気配は、まぁしばらくないでしょうねw
ちなみに私のおすすめは、自分がお世話になっているのもありますが、イオン銀行がイチオシ。
金利・手数料の安いネット系銀行でありながら、お住いの地域の大きなイオンモールに実店舗があり、相談にも乗ってもらえてアドバイスも貰えるし、やっぱりお店があるという安心感は大きいです。
それと住宅ローンの借り換えは、借り換え先との金利差以上に手数料や諸費用が大きいので、生涯で何度も何度も乗り換える事はできないので、一度で大きな効果が出るよう、借り換え先の選定と時期はよく見極めてください。
候補が絞れたら、とりあえずネットでカンタンに住宅ローン仮審査へGOです。
2〜3日で審査結果がきますので、次のステップへ。
仮審査を通過したら、今、お世話になっている銀行さんへ電話してみましょう。
「あの〜、住宅ローンの借り換えを検討していまして・・・。」と残念そうに話してみましょう。
担当者さんが飛んでくるはずです。w
そりゃぁそうです。その銀行からしたら大きな利益を失うわけですから、何とか継続してもらえないかお願いしてきます。
そして、こう言いましょう。
「借り換え先の○○銀行さんと条件を合わせてもらえたら。」と。
でも銀行さんは、そういうやりとりは慣れてるので、借り換えの手数料や諸経費を差し引いて、乗り換え先の銀行よりちょっとだけ高い金利の条件を提示してくると思います。
なので、仮審査は、借り換え先の第一候補とは別の、現在ぶっちぎりで金利の安いところから、交渉材料としてお取り寄せ下さい。
本当は色んな条件や特典などを考慮して総合的な判断で決めた、ここだ!という乗り換え先の話はここでは伏せておくもの作戦のうちです。 この一連のやりとりで、今お世話になってる銀行さんに自分はどれだけ大切にされてるかよく分かると思います。
私の場合、元自営業者だったので最初に住宅ローンでお世話になった銀行さんとは苦楽を共にしてきた感があり、最終的に金利の安いネット系のイオン銀行に借換の際には、めいいっぱいの条件を提示してくださったのですが、それまでのご恩よりも実利を取るしかなかった自分に申し訳なく、大変名残惜しい涙、涙の借り換えになりました。
そして、本審査。
借り換えの場合、仮審査を通過していればお家もそこにある訳だし、それまでの支払い状況におかしな所がなければ、まず問題ないと思います。 銀行さんからの案内通り、ひとつひとつ、集めて、探して全部揃えて本審査の手続きを進めていってください。
こっちはお客なのでちゃんと言われた通りにやれば大丈夫ですw
これで毎月の負担が大幅に軽減。
家計を苦しくしていた大ボスを退治できたと思います。
さー浮いたお金で何します?
あ、くれぐれも浪費はダメですよ。
まとめ
毎月の支払いが下がると、ただただ思うのは、「なんて無駄な出費をしていたんだ。」という事ですねw
やはり人間、背に腹は変えられないw ですし、時に心を鬼にしないと経済的自由は手に入りません。
私は、毎年のように天災が起きているにも関わらず、いざという時に大切なお家を守ってくれる火災保険を(人に言われるがまま、自分で判断せず)安価な共済に乗り換えてしまい、その翌年だったか大型の台風が直撃し、無残にも屋根を破壊して去って行きました。 また別の機会にお話しますが、お住いの地域によって各種災害の起きる確率やリスクが違うので、火災保険の保障内容と起きうるリスクを合致させておかないと、無駄なリフォームローンをしょいこむ事になりますので、持ち家のオーナー様はくれぐれもご注意ください。(実体験)
そんなやっちまったなぁを住宅ローンの乗り換えで、何とかリカバリーして借り換えができたので月々の負担は大幅に減りました。それから毎月少しづつ余りのお金が出てきたので、生活防衛資金としての貯蓄もできるようになりました。
そもそも、そんな備えもなくギリギリのくせに、家なんて買うなよ。って話なんですが、www 買ってしまった物はしょうがないし、売っても損だし、各自、今ある手札で最善の策を考え抜かねばなりません。
最後に
このサイト「やっぱりお金が好き」では、つい最近まで訳あって、毎月トントンか、ちょいマイナスな生活を長く続けてきてしまったこの私が、ここ最近ひょんな事から、毎月ちょっとプラスな生活にシフトする事ができたノウハウをブログに綴っています。
ゼロがプラスワンになった瞬間から世界が一変します。
そして、このサイトで紹介している情報が、みなさまにほんの少しでも役に立ったり、何かのヒントになったと思ってもらえたらすごく嬉しいです。
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それではまた明日もお会いしましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。