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転職する:10年間経営したカフェを辞めて、また会社員になった話

ずっと長い間、家計がトントンかちょいマイナスだった私が、色々知ってほんの少しの行動をしただけで、家計を毎月ちょいプラスにする事ができた具体的なノウハウを紹介しています。

私が家計改善に取り組んだ具体的な内容はコチラにまとめて記載しています。
 → 目指せ★毎月ちょっとプラスな生活

今日は10年間経営していたカフェを閉店して、会社員に転職した話です。
お店を経営していたのは2005年〜2015年。その間、リーマンショックや東日本大震災など世の中の仕組み自体を変えてしまうような壊滅的な出来事がありました。インターネットやスマホ、SNSも大進化し、時代は変化するその速度をどんどん加速させながら流れに流れ、最初はうまく乗れていると思っていた時代の流れでしたが、いつのまにかその時代の変化や流れというのは、大きな濁流となって個人の頑張りなどまったく関係なく、まるで嘲笑うかのように1人の人間の人生を押し流して飲み込んでいきました。その経緯について気になる方は、過去に書いたブログ、「10年間経営したカフェを閉店した話」https://ttfree.site/post-227/)こちらをご覧ください。 

それでは、今日はその後のお話。
事業をやめる。 → 転職する。 について書いていきます。

特に、これから飲食店を始めようと思っている人や、現在飲食店や自営でお店をされていて色んな理由で閉店・廃業を検討されている方に役立つ内容だと思います。 ぜひ最後まで読んでいってください。

それでは、今日の内容です。

もくじ

1 自営業者から会社員になってよかった点

2 転職するメリット

3 仕事とは、なんぞや

4 収入を決める要素

5 仕事の選び方

6 就職活動はノーリスク

  

自営業者から会社員になって よかった点

◆ 自営業者から会社員になってよかった点

 ・ 毎月決まった金額の給与所得がある

 ・ ボーナスもある

 ・ 家計のやりくりが計画できるようになった。

 ・ 仕事着や備品など仕事で必要な物が会社で買ってもらえる

 ・ 仕事が楽

 ・ 土日祝 正月・お盆休み とかまじか

 ・ 自営業の時と比べてうそみたいな穏やかな日々GET

ざっくりまとめますと、こんな感じです。


それと、現在何らかの事業を経営している方で、何年か続ける事はできたけど、この先の見通しが不安な方は少し勇気を持って現実を見ていただきたいと思います。

◆閉店、廃業、転職を前向きに検討していただきたいのは、こんな方。

 ・お金がない

 ・ひま

 ・毎日が不安

 ・未来が見えない

 ・家族がかわいそうに思えてくる

 ・いつか良くなるかもしれないけど、自分から良くしていく具体的な策が思いつかない

 ・毎日楽ではあるけど、楽しくない

 お店をやめる前の自分は、こんな感じでした。
今、思い出しても悲しくなってきます。

  

転職するメリット

自営業をしていてうまくいってる時は、転職なんて考えもしないものですが、これだったら勤めてる方がマシだなと思うような状況になってしまっている方は、もうその時点で・・・・。

自分の場合は、自営業から会社員に転職した事で、現在と少し未来が見えるようになり、家計の立て直しと再出発への準備をスタートさせる事ができました。

私の場合、下記のような流れで家計を立て直し、毎月トントンかマイナスだった生活を、毎月ちょいプラスに変化させる事ができました。これが自営業から会社員へ転職してもっとも良かったと思えるメリットです。

イケてない自営業者から安定した会社員に転職して、
家計がプラスになるまでの流れ

○ 転職:毎月安定した収入がある

   ↓

○ 収入>支出になるよう家計をコントロールしていく
  ・格安SIMに切り替える
  ・電力会社を見直す
  ・保険を解約・見直す など

   ↓

○ 勤続年数を重ねると社会的信用がUPする
  ・住宅ローンの借り換えが容易になる

   ↓

そして、毎月安定して家計がプラス生活へシフト
もしもに備えての貯金ができるようになる。

   ↓

さらに余ったお金を、時間やお金が増える事に使えるように!
   

こんな感じで、毎月ちょっとプラスの好循環に入る事ができたんです。

  

仕事とは、なんぞや

例えば、仕事の目的について考えてみましょう。

自分の場合、子供の頃、将来の夢はペンションの経営をしたいと思っていて、じゃぁどうしてペンションの経営がしたかったのかというと、ペンションにはオンシーズンとオフシーズンがあって、仕事のある時はしっかり稼いで、オフシーズンはゆったり休めるという働き方に憧れたからでした。

つまり自分の場合、「自由な時間の確保とメリハリのある働き方」 を求めているのではないかと思いました。

もっとシンプルに自分にとって一番大事なのは何か?
そこを突き詰めていくと最後に残ったワードは「自由」

自分にとって仕事というのは、「自由」を手に入れるための手段なのではないかと考えたんですね。

なので、結論としてはカフェオーナーとかペンションの経営者とか、自営業者とかフリーランスとか、どの職業に従事しているかは、それほど重要ではないし、固執するべきではないと思いました。
もっと、自由な発想で職業に囚われず、今やりたい事をやっていこうじゃないとも思っています。

仕事とは、なんぞや

このテーマについては引き続き生涯を通じて考えていきたいと思います。

  

収入を決める要素

これも、知っておかないと結構 損します。
まずはこちらの表をご覧ください。

業種別の平均年収表と年代別平均年収表です。
これを見ていただいてお判りの通り、収入を決めているのは、

「業種」と「年齢」です。

個人の能力やスキル、日々のがんばりや勤務態度なんかで収入が決まる訳ではないという事は、知っておきましょう。

私の選んだ外食産業は、サービス業に分類されていて、働いている時も自営の時も表に書いてある数字で、「あ、なるほどね。」と妙に納得しました。独立して開業した時は、厳しい業界である事はそれまでの経験で重々承知していたはずなのに、でもどこかで「自分は特別」だと思って世の中を甘く見ていたのでしょう。あとあとに厳しい段階になって、その時はじめてお金の重要さに気が付いて、年収を上げたいと思っても、業種が業種だけに〜、あとの祭りだった訳です。

  

仕事の選び方

20〜30代の方であれば、自分の「好きな事」と「得意な事」を考慮しつつ、手っ取り早く平均年収の高い業種に転職されるのをおすすめします。40歳以上の方であれば、話は別で、未経験の業種だと特に、そこの若い人からして未経験の年上の人は扱いづらくお互いかわいそうな目に合うのが想像できてしまいます。 できれば、今活躍されているスキルが活かせる業種関連で上を目指す方が成功率が高いんじゃないでしょうか。

最近IT系の需要が高いらしくて、自由な働き方で収入も高いエンジニアを最短3ヶ月で養成するような講座をよく目にしますが、これって本当なんでしょうか。

たとえば話を、ピアノに置き換えてみます。

私は高校生にブラスバンド部でトランペットを吹いていたので音楽は好きだし、楽譜もちょっと読めます。そこでもしも「3ヶ月でプロとして活躍できるピアノ講座」があったとして、3ヶ月みっちり本気でその講座に取り組んだとします。

それで、3ヶ月後、コンサートホールで演奏会を開いて、お客さんからお金がもらえる演奏ができるかどうか。

という話と、エンジニアの養成講座は話が似ているように思えてなりません。
たしかに3ヶ月みっちりやれば少しはピアノは弾けるようになるでしょうし、お金がもらえる演奏ができるまでになる可能性は0ではないでしょう。
でも、幼少の頃から音楽の英才教育を受けて、毎日のほとんどを音楽の練習に費やし日々鍛錬してきた選りすぐりのメンバーが集まるオーケストラのメンバーとして、3ヶ月みっちりがんばってきた人がそこに入っても、お互いしんどい思いをするだけだと思うし、もし自分がそのどちらかの立場だと想像すると、まぁきついです。 ま、現実にそんな事はありえない話ですがね。

エンジニアにしても、私がいる飲食や食品製造業にしても、このブログを読んでくださっている方のいるどの業界にしても、3ヶ月みっちりカリキュラムを消化してきた人が活躍できるほど 甘くはない という現実は火を見るよりも明らかだし、受講する人がどうのこうのじゃなくて、その道のプロとしてやっている人からしたら、そのスクールの3ヶ月で○○になれちゃう。に対して「そんなに甘くねぇよ。なめんなよ(笑)」と思うのは普通の反応だと思います。ごめんなさい。

仕事の選び方、というテーマとはちょっとずれた話になりましたが、100%詐欺じゃないにしても高額な商材にはご注意ください。

  

就職活動はノーリスク

現在、自営業をされている方も、どこかにお勤めの方も、転職活動はノーリスクです。
世の中にどんな求人があるのか見ているだけでもいいし、知り合いや交友関係でアタリをつけてみるのもノーリスクです。

実際に求人に応募したり面接に出かけたりして、今より良い条件でなければ断ればいいだけですし。
色々動いてみて、それでもやっぱり今が良いと思えたなら、それはそれで動かなかければいいだけの話ですし。

でも、時代というのは常に動いて、変化するスピードは年々早くなっています。
今日、アツイと言われている仕事が来年どうなっているかは誰にもわからないのが現実です。

全然関係ない話にはなりますが、
例えばここはサバンナの大平原で、あなたはシマウマ。
のんびり草を食べてしあわせに過ごしていたのですが、

「ん?何か様子が変だぞ?」と異変に気が付いきました。

周りを見回してみると、他の仲間も同じように周りを警戒しています。
もしかしたら、今あなたの居る場所は、そういう状況なのかもしれません。

たぶん、とりあえず急いで逃げないと死にます。

それではまた。

 

まとめ

今日は、例え話ばかりですいませんでした。
今いる場所に異変を感じたら、即確認、即行動。生き残る道は常に変化していく事です。
人生100年時代で長生きが当たり前になってきてますので、一つの業種や会社の寿命よりも人間の寿命の方が長いようなので、ひとつの会社でひとつのスキルで生き抜ける人の方が少ないのかも。

あと、お金を出して簡単に手に入る楽な道はワナに注意。

 

最後に

このサイト「やっぱりお金が好き」では、つい最近まで訳あって、毎月トントンか、ちょいマイナスな生活を長く続けてきてしまったこの私が、ここ最近ひょんな事から、毎月ちょっとプラスな生活にシフトする事ができたノウハウをブログに綴っています。

ゼロがプラスワンになった瞬間から世界が一変します。

そして、このサイトで紹介している情報が、みなさまにほんの少しでも役に立ったり、何かのヒントになったと思ってもらえたらすごく嬉しいです。


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それではまた明日もお会いしましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

ぷち

京都府京都市出身 滋賀県高島市在住。 最近の趣味は節約と貯金。これまで食を扱うビジネスをずっとやってきた食のスペシャリスト・元カフェオーナー、現在の職業は、会社員兼ブロガー兼Youtuber。アイコンの私が手に持っているのは手作りのゴム銃です(謎)。ほんの少しの気付きと行動で人生は変えられる。詳細な自己紹介は→こちら

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