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【キャリア35年】趣味の釣りをやめた理由。地球よ、自然よ、生物よ。愉しい思い出をありがとう。

子供の頃からずっと大好きだった趣味の釣りを太長く楽しんできましたが、最近きっぱりやめました。
やりたい事は全部できたし、自己満足もできた。だから思い残すことなく全部やりきったような清々しい気持ちです。

今日は私が釣りと出会ってそのキャリアを終えるまでに実際見てきた釣りの世界の現実を軽くご紹介します。 これから釣りをはじめよう!という方や、逆に、釣りをやめようかと思っている人、または釣りとは別の趣味をそろそろ整理しようかと思っている人の参考になれば幸いです。

このサイト「やっぱりお金が好き」では
ずっと長い間、家計がトントンかちょいマイナスだった私が、色々知ってほんの少しの行動をしただけで、家計を毎月ちょいプラスにする事ができた具体的なノウハウを紹介しています。

私が家計改善に取り組んだ具体的な内容はコチラにまとめて記載しています。
 → 目指せ★毎月ちょっとプラスな生活

 

結論

釣りはおもしろい!
だけど、得られる喜び(満足感)は自分の何かとトレードオフだ。

それでは、今日の内容です。

  

  

自然と遊べる釣りは人間の本能だ

釣りの良いところ!たくさんあります。

釣りは楽しい!
本能の赴くまま、良い所の説明をしていくともうもうキリがないので、ほんの一部ではありますが軽く補足説明していきますね。
▼主な釣りの良い所

  • 近所で手軽にできる
  • 遠くに遊びにいける
  • 良い道具に出会うと人が育つ
  • 仲間と出会う
  • 動物の進化 人間の進化に想いを馳せる
  • 人間も自然の一部なのだと感じられる

などなど、軽く補足説明していきます♪。

近所で手軽にできる

すぐ近くの川や野池で小魚やザリガニを釣るだけで、まぁ楽しい。筆者は小学生低学年の頃に近所のお友達と近くの川で釣りをするようになり、あんまり釣れた記憶はないけれど、とにかく楽しかった。他にもタコ糸に煮干しをくくりつけてお寺のお堀でザリガニ釣りをしたりして少年時代を過ごした。

遠くに遊びに行ける

幼い頃、夏休みには家族で淡路島に旅行に行くのが恒例だった。最終日はフェリーに乗る前に港でサビキ釣りをして、しかけを投げ入れるたびに足元で、アジやサバの群れが大挙して押し寄せてどんどん釣れてめちゃくちゃ楽しかった。家族との大切な思い出だ。
小学校高学年〜中学校の頃にはバス釣りのブームがきた。
始発の電車に乗って琵琶湖に通う。どんなルアーを投げようとも釣れる!釣れる!釣れる!まさに爆釣で大フィーバーだった。
 その後、高校生でバイクや車の免許を取得して、自由に行動範囲が広がると、淡路島で野池巡りをしたり、お友達と2泊3日 車中泊で海釣りをして釣れた魚を料理して過ごしたりと釣りをメインに旅に出た。別の日には彼女とドライブ、行った先で釣りをする。疲れたら、ちょっとそこで休憩♡お前を釣りに来たんだぜ〜っとか言いつつ、釣りと共に青春時代を過ごした。

良い道具に出会うと、人が育つ

釣りの道具は日進月歩でどんどん進化している。ひと昔前のハイエンド機の機能や性能がエントリー機に入っていたりもう信じられないぐらい快適に釣りができるようになった。趣味の道具なので値段はピンキリ。でもピンの道具でもちゃんと釣りができるし、キリの道具は所有欲をしっかり満たしてくれる。釣りの道具に関しては、日本のメーカーの物が世界シェア90%以上だとか。
長く釣りをしてきた私がおすすめするのは、メーカーなら、ダイワかシマノ。どっちもすごくいい。言い方を変えるとどっちでもいいw。あと、最初に選ぶのは、ピンからキリのちょうど真ん中あたりのグレードを選んでほしい。性能とデザインと価格のバランスがすごよくてお得感があるし、中級ぐらいのグレードが一番人気で使い終わった後のリセールバリューもいいので、大事に使えばかなりコスパがいい。場合によっては儲かることも!

あと、これが本題。ある程度良い道具を使って釣りをしていると、(ロッドやリールの場合)手や体に伝わる情報量の多さに驚くと思う。水中の様子や水の流れや空気感、それにこれは気のせいだと思うけど、アタリが出る前に魚がルアーの様子を見ている緊張感まで分かる時がある。
釣りにはこういう感覚がすごく大切で、刻一刻と変化する状況を良い道具はちゃんと伝えてくれるし、そのような研ぎ澄まされた感覚や狩猟本能を思い出せてくれるようにも思える。

<おすすめリール 2500番 中級機 ダイワ・シマノ>

仲間と出会う

これまでの人生において、生まれた場所や成長して環境や場所が変わるたびに、同じ趣味を持つ仲間に恵まれた。釣りという共通の趣味がある事ですぐに打ち解けられたし、良い思い出もたくさんできたし、ピンチの時にはお互い助け合って良い人生を過ごしてこれたと思う。
大きな魚が釣れて、ワーキャー騒いで、ハイタッチして記念撮影したり、自分1人では出会えなかった、場所や瞬間に巡り会えたことはとても嬉しいことだと思える。

動物の進化や人間の進化に想いを馳せる

釣りのように道具を使って他の動物を狩るのは生物学的に究極の進化なのではなかろうかと私は思う。
キリンやゾウは高い所にある木の実や葉を食べるために首を伸ばし、鼻を伸ばし、チーターやライオンは獲物を狩るために速く走れるように体を進化させてきた。
そして人間は、森を捨て、二足歩行をしはじめた事で、脳を大きく進化させ、自由になった両手で道具を上手く扱えるようになり食物連鎖の頂点に立った。その究極の進化が釣りなのだと思う。

人間も自然の一部なのだと感じられる

釣りはいつでもその場所で楽しめて、仲間と共に、器用に道具を扱い、自分たちと同じように究極の進化をしてきた他の生物と競いあいながら、今日の糧を得て、命のリレーをつないでいく尊い行為だと思う。
釣りをしていると自分も大自然の一部なのだと感じられるその瞬間がたまらないし、釣りを通じてたくさんの人や瞬間に出会えたこと、大切な気付きを多く得られたことは本当ありがたいことだと思う。

釣りという趣味、遊びを通じて、たくさんのことを学ばせてもらえた事に心から感謝している。

  

釣りをやめようと思った理由

釣りの良いところもたくさんある。
でも釣りをやめようと思った理由もたくさんある。いつごろからかな?。
急にやめよー。って思った訳ではなくて、もういいかな?っていうのが少しづつ重なって・・・って感じです。

釣りをやめようと思った理由いろいろ

  • 体力的に
  • コスト的に
  • 安全面への不安
  • 世間のイメージ
  • 人生観の移り変わり
  • 命の重さについて

体力的にきつくなってきた

自宅からいつもの海までは1時間。一番釣れるのは夜明け前。
日の出の45分前には釣り場に着いて、準備をしたいのでだいたいAM3:30頃に出発なんです。
薄っすらと空が明るくなる頃にベストポジションで釣りを開始する。これがきつくなってきた。

起きるのがきついんじゃなくて、いつもと違う時間に行動すると2〜3日は時差ボケみたいに体の調子が悪くて気分が重いの。若い頃は全然平気だったのにね。

コスト的に成果と見合わなくなってきた

釣れない・・・。いや、釣るためにはより遠くへその先へさらに深いフィールドに入る必要が出てきた。パラダイスはまだまだある。でも自分の感覚では確実に年々釣れなくなっています。どのジャンルのどの魚種もね。

安全面への不安

上記のように、最初は近所の川や野池で小魚と遊んでいるのが楽しかったのに、どんどん凝るようになってより遠くへ、より大きな満足を求めていくうちに、湖へ海へ磯へ沖へってどこまでも果てしない事になってしまった。ボートでは怖い想いもしたし、事故も見た。
明日は我が身だと思うと安全面への配慮と対策に手は抜けない。でも趣味の釣りで命かけるか?って言われるとノーだね。絶対ノーだ。

世間のイメージ

長く釣りをしていると、問題がおきて立ち入り禁止になるエリアや堂々とマナー違反をやる人達をたくさん見てきました。テレビやネットのニュースでも取り上げられたりして、どうも世間の釣り人へのイメージはよくないらしい。
自分は自分的に色々と考えて、自然や地元の方に色々と配慮して楽しませてもらっていたつもりだったけど、それでもやはり至らない所もあるだろうし・・・。まぁ釣り人という大きなくくりで見た場合、ニュースで取り上げられる人達と同類なんだろうな。と思うと悲しくなった。

人生観の移り変わり

恋をして結婚をして、自分にも子供に恵まれたことで人生観が大きく変わった。
釣りをしていると、どんな生物も一生懸命に生きて、命のリレーを懸命につないでいっている様子が愛おしくなんと尊い事だと思うようになった。

魚が釣れるのはとても嬉しいし、美味しく食べて感謝もしている。そのことは人間が生きていく上で他の生物を食べるのは当たり前だししょうがない事だし、自然なことだ。でもね、自分の子供が他の生物に獲られて食物連鎖の一部として命を取られると想像してみるとちょっと複雑な気持ちになった。

命の重さについて

人間も魚もイカやタコもみんな生きている。
大切な命をひとつだけ持って一生懸命に生きている。

人生を重ねて、釣りをしていてその命の重さに苦しくなった。

自分で釣るのも、スーパーでお刺身を買うのも同じことなんだけど、鮮度よく、魚に余計な苦痛を与えないように釣ったその場で〆るっていう行為が苦しくなったんだ。
自分は元調理師でずっと食品を扱う仕事をしてきたので、普通の人より多く、他の生物の命を扱ってきたし、自分の生活のためにたくさんの命を奪ってきた。自分がやらなくても誰かがやるんだけど・・・。

釣りっていうのは、魚を騙して、鋭い針をひっかけて引っ張り回す行為。
よく魚が掛かった時の引きがたまらない!っていうんだけど、あれって魚にすれば生きるか死ぬかそのもので、命の抵抗そのもの。 自分は針先がちょっと刺さって少し血が出ただけで、すごい痛いのに、口やアゴに針が貫通してるだなんて可哀想すぎる。過去にターゲットを仕留めて、にっこり記念撮影なんていう自分の写真にも素直に笑えなくなりました。

  

釣りは人を狂わせる

釣りはちょっとギャンブルと似ていると思う。
釣れる!という期待感と、釣れた時の快感を一度味わうと、脳が、もっと!もっと!もっと刺激をっ!というやばい状態になってしまう。釣りは人を熱狂させますよ(笑)
たぶん、人間の持つ本能が釣りを求めているのでしょうね。

それだけに、問題がおきることもしばしばです。

ブームがくる 人が集まる 問題がおきる

長く釣りをしていると、色んな人や出来事を見てきました。傍観者だった時もあるし、当事者になった事もある。釣りに限った事ではありませんが、どのジャンルの趣味でも栄枯盛衰がありますね。
 そういえば、現在、空前のアウトドアブームで釣りもまたブームが来てるんだとか。
自分の行くフィールドでは、え?そうかな?としか思わないのですが、常に業界は釣りの楽しさをPRし続けていますのでね、定期的にブームは来て、場を荒らしては去っていくのでしょう。

水辺のレジャーではライフジャケットを着用しましょう。

100歩譲って、マナーや迷惑行為やささいなトラブルや問題などはいいとしても、事故だけはつらいです。私は心の中でずっと言ってるんですが、水辺のレジャーではライフジャケットだけは着ておけと。そして、股ベルトもちゃん正しく装着しないと意味がないですよと。

 いつもの足場の良い漁港でもちょっと確認しておいてほしいのですが、もしその場所で落水したら、泳いで這い上がれる場所までどれぐらいあるか見ておいてほしいのです。たいていの場所では、上がれそうな場所まですごく遠いと思いますよ。海の水は穏やかな日でも結構流れていて、それでも泳ぎが得意で運良く岸に近づく事ができたとします。 しかし岸壁や磯には鋭く尖った貝や岩がびっしりで、打ち寄せる波に揉まれながら、2度、3度と体をこすりつけられながら、命からがら血まみれで這い上がる事を想像してみてください。例えばですけどね。

毎年気候が穏やかで暖かくなると毎週のように悲しいニュースが流れます。釣りだけじゃないですよ。水辺のあるキャンプ場や川や海の海水浴場でも、ライフジャケットさえ着せておけば、防げたんじゃないの?っていう悲しいニュースが後を絶ちません。みんなで注意してもしもに備えましょう。

あと、小さいお子さんがね、浅い水辺で遊んでいて、サンダルが脱げちゃう事があると思うんですね。
その場ですぐそばでプカプカサンダルが浮いている。それを取ろうと思って一歩先の深い所に足を取られて・・・。っていうのがよくあるそうなんですね。とある自治体ではライフジャケットの着用を推進すると共に、サンダルバイバイ運動というのもしているそうです。 まずお子さんから目を離さないのが重要ですが、サンダル脱げちゃったら、パパやママが取るから自分で取らなくていいからね。って先に言っておいてあげてもいいかもしれませんね。人間は膝丈ぐらいの水があれば余裕で溺れるそうです。だから、もう何度も言いますけども、ライフジャケットの着用を。

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釣りが抱える問題について

テレビやネットのニュースなどで定期的に報道される釣り場でおきる様々な問題について、私の思う所をお話させていただきます。

ゴミ・環境問題

釣りを愛する者ならば、釣り場にゴミを放置して帰るなんてもってのほか!ですが、食べかけのおやつやパンの袋が風で飛ばされてしまったり、根掛かりでルアーが回収できなかったり、ラインが切れてしまったり、思いがけずゴミが出てしまう事もしばしば。
マナーに気をつけて、ゴミは持ち帰るようにしていくのはもちろんの事、各自がゴミを出さない工夫もしていく必要があるのではないかと思います。
 まずは、釣り場に不要な物は持ち込まない。ルアーや仕掛けのパッケージはお家で開封したりするのは効果的かと思います。それと最近は魚やイカも賢くなってなかなか釣れないのもあってフィネスタックル(細糸仕掛け)が主流となりつつありますが、必要以上に脆い仕掛けを選択するのも考えものです。ラインの結束強度がしっかり出せる方法や技術習得に務め、エギングで底狙いをする場合、エギのカンナを下半分折り曲げたり、切り取ったりして半傘に加工した物を使って、いきなりシャクらず、ふわっと浮かせてから、ヒュン、ヒュンと操作するとか。

釣りが及ぼす環境への負荷は非常に高いと言えます。各自できることからでいいので、みんなで考えて課題を克服していきましょう。

迷惑駐車問題

駐車禁止の場所や私有地への迷惑駐車。駐車禁止じゃなくても人気のスポットにズラーと大量に並ぶ車の列。よく問題になってますよね。 自分的に気になるのは、知る人ぞ知る穴場の放置車両で、急カーブの区間で見通しが悪い所とか、危ないからちょっと控えてよ!って腹が立っちゃう。たぶん他の人もイラっとしてると思う。場所的にあんまり車も通らないから、大丈夫だろうという事かもしれないけど、地元の人からすれば、県外ナンバーやよそ者がとっかえひっかえ好き放題停めやがってという感じなのだろうと予想する。その上、ゴミを放置していくのだから、そりゃトラブルになりますわな。
できれば、釣り場と釣り人はwin-winの関係であってほしいと思う。例えば駐車場所や釣り場は廉価だけど有料で全然いいから、地元も潤うし、釣り人も安心して堂々と釣りができるような、笑顔あふれる楽しい場であってほしいな。

地元民とのトラブル

地元の方の気持ちを考えると大変申し訳ない気持ちになります。
人もまばらな静かな自然がいっぱいの場所に、深夜・早朝関係なく、車が出入りしドアの開け閉めの音が辺り周辺に響き渡る。大きな声でさわいで、我が物顔で場所を占拠しバーベキュー。禁止と書かれていなければOKなのか?と勘違いしていないだろうか。
その上、ゴミを放置。酷い場合は、ついさっきまでそこにいた人の営みが忽然と消え失せたかのようなゴミや道具の放置。いったい誰が片付けるんだ。と憤りを感じるようなこともよくあるだろうと想像するのは、たやすいような状況だ。
 そんな輩と自分は、地元の人からしてみれば、よその人っていうくくりの同類なのではなかろうかと思わずにはいられない。きっとそうだろう。
 その場で1人を注意しても、また別の人が来て同じことをするイタチごっこだろう。大変申し訳ない気持ちになる。自分たちはそこで釣りをさせてもらっているという立場であることや、地元の方々のご厚意でそこを利用させてもらっているという感謝の気持ちを忘れてはいけない。

要救助者にならないように

 そして、自然を相手に遊ぶのだから、各自、安全対策を怠ってはいけない。

最低限、これぐらいは常に意識しておきたい。

  • 天気予報や波の高さを事前に調べて無理な釣行はしない
  • 立入禁止の場所に入らない(禁止には禁止の理由がちゃんとある)
  • ライフジャケットを確実に着用する。

もしも行方不明になったり、要救助者となった場合、海上保安庁や警察や消防、そしていつも迷惑をかけている地元の人が、自分の仕事の手を止めて、あなたを助けるために大勢の人が出動する事になってしまう。まさに迷惑でしかない。 そんなの、あり???

大切なので、何度も何度も言いますが、ライフジャケットは確実に着用しましょう。


最悪、遭難して命があるうちに助けが来なくて死んでしまったとしても、浮いてさえいれば体だけはお家に帰れる可能性があります。身内が亡くなるのはとても悲しい事ですが、行方不明のままいなくなってしまうよりも、ちゃんとお家に帰ってきてくれて供養をできることは、家族とってどれだけ救いになることか。 あと、家族があなたの死亡生命保険をすぐにうけとれるのもデカイですから、ライフジャケット持ってない人は今すぐ購入しましょう。

<おすすめライフジャケット>

  

釣りをやめてよかったと思う事

実際に釣りをやめてみて良かったと思える事はざっとこんな感じ。

  • 悩みや苦悩や葛藤がなくなった
  • 釣りに消費していたコストがなくなった
  • 釣りに消費していた時間が必要なくなった
  • 生活のリズムを崩す要因がひとつ減った
  • 次の楽しみを探す楽しみができた

悩みや苦悩や葛藤がなくなった

趣味で釣りを楽しむ上で直面する様々なゴミ・環境・地元の方とのトラブル問題や命の重さについてあれこれ悩んでいた事は、釣りをやめる事が一番の解決策となった。 実際には釣り場でのゴミは増え続けているし、釣り禁止になるフィールドも増え続けている。問題そのものは何も解決してないけれど、自分は当事者ではなくなった。嫌な場面を見なくてもいいし、考えなくてもよくなった。

釣りに消費していたコストがなくなった

最初から分かっていた事だけど、釣りはコスパが悪い。
釣竿一本買う値段で海鮮丼が何杯食べれるのか(笑)。
釣りをしていて常々思う、スーパーのお刺身は安い。釣りをやめてからは自分で釣るのを待たずして、釣りに使っていたであろうコストを使って、躊躇なくスーパーのお刺身パックをカゴに入れられるようになった。いっぱい釣れ過ぎて、無理して食べる必要ももうないのだ。

それに趣味の道具はそこそこ高価だ。
釣り場に通うにもガソリン代や、釣り道具を運ぶための車選びもちょっとは考慮してしまう。
釣り当日は外食をしたりするので飲食代や、締めにスーパー銭湯でさっぱりしたりと、1日トータルのレジャーとしてがっつり楽しんでいたので、釣りに関わる出費は結構コストのかかるものだった。

最初は近所の池や川で小魚と遊んでいただけだったのに、いつの間にか行動範囲が広がり、遠くへ通うように。狙うターゲットも大型化し、釣り場は年々釣れなくなっていく。漁港から、岩場へ。岩場からボートで沖へ。大きな満足を求めるようになりいつの間にかコストも増大。
釣りは人を狂わせるんだ。

それらまるごと、いらなくなったんだから、釣りをやめた事による、節約の効果は相当だ。
持っていた釣り道具はすべてフリマサイトで売却。かなりのお金が手元に残った。
こりゃ、別の趣味の貯金と節約がぐーんと加速しちゃうな。

釣り道具の購入から売却までのノウハウを教えるよ。

▼趣味の道具、釣りの道具は無駄に高い。だけど、大切に使えばリセールバリューがなかり良い。

・釣具の購入先
自分は楽天市場のお買い物マラソンや実店舗でのセールを利用してなるべく安いタイミングで良い物を厳選して購入しコレクションしていた。

・購入後の取り扱いについて
購入時の箱や付属品はすべて残しておいて、道具は大切に大切扱い、たとえ釣りに行って疲れていてもメンテナンスは欠かさない。できれば美品のまま使い続ける。ロッドやリールは、地面に直接置いてはいけない。ずっと手に持ち続けるか、ロッドホルダーを利用する。

・使い終わった釣り道具はフリマに出品
道具を大切に使い続ける事で釣具は購入時の価格をかなり維持してくれる。その理由は少しでも安く釣り道具がほしい人が多く、特に中古美品のニーズはかなり高い。場合によってはセールで安く買った価格より高く売れる場合もある。購入時のパッケージや付属品が揃っていると好印象。おすすめの売却先はにメルカリやラクマやPAYPAYフリマサイトに出品する。
出品するときは、過去に取引されている価格をチェックして相場をちゃんと調べる。
よほど下手を打たないかぎりは、結構良い値でちゃんと売れてくれるので、次の道具を買う資金となり常に最新機種を使いながらも比較的低コストでの維持管理ができる。
壊れたリールや折れた釣り竿でも部品取りなど?でほしい人もいるので捨てないで。

・中古買取専門店の買取価格は激安!そして気分も悪い
街の釣具買取専門のお店は、査定でちょっと待たされる。しかも、愛着のある釣り道具になんだかんだといちゃもんをつけられて気分が悪い。そして提示される買取価格はびっくりするほど安いのでおすすめできない。実店舗だと人件費もあるし、販売リスクも考慮して、その買取価格がぼったくりだ!とまでは言わないし、理解はできない事もないけれど、中古釣り具買取店で提示される多くの金額は持っていく時の交通費も出ないぐらいなので、行くだけ損・捨てる方がましレベル(笑)

釣り道具を売るのも買うのも、フリマサイトは必見です。
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メルカリ
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ラクマ
楽天市場運営のフリマサイト。手数料6%。ここで紹介している3つの中では、売れないフリマNo.1。ユーザー数も少ないし、商品の出品数も少なくて、まぁまぁ過疎っています。でも、逆にライバルが少なくて、偶然の出会い・運命のいたずらなのか、思わぬ高値で即売れする時も! 他のフリマに出品していて、なかなか売れない時の予備として私は利用していますが、売り上げを楽天銀行へ手数料なしで振り込みできたり、何気に使えるラクマ。
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釣りに消費していた時間が必要なくなった

年間を通じてたっぷり楽しめる釣りをやめると時間が大幅に浮いてきました。
おそらく釣りに出かけてきたのは、年間60日前後だと思います。今後60日もやる事がなくなるんですから、相当な時間が浮いてくる事になります。

以下に、釣りに行っていた日の行動を紹介します。

ほとんどの魚種で一番釣れる時間帯は空が明るくなり始める朝マズメ。
私の自宅からいつもの海までは車で1時間の距離なので、だいたいAM3:00に起床して3:30に出発していました。前日の夜はすぐに出発できるように道具を車に積み込んでおき、早めに寝ようとするのですが、楽しみすぎてなかなか寝れません(笑)。でも起きる時間には気合でちゃんと起きるので、相当寝不足で当日を迎える事になります。前日に天気予報を確認して、風裏になる釣りのしやすい場所の激アツポイントを目指します。長く通い慣れた釣り場なのでだいたい予想通りによく釣れます。
 それから朝マズメのピークを過ぎて、ほとんどの場合、陽が高くなる頃には一旦釣れない時間帯がしばらく続くのでいつのその辺りで納竿。よい頃合いで釣りは終了します。そこからもお楽しみ、現地でおいしいランチを食べて、スーパー銭湯でさっぱりして帰路につきます。自宅に戻るのは出発から12時間後ぐらい。そこから道具を水洗いして丁寧にメンテナンスをします。そこからさらに釣った魚を下処理して、その日に食べる分や保存しておく分を分けておきます。長く趣味を楽しむためにもの家族に負担はかけません。全て自分で準備して片付けもきっちり自分でやるのが、自分のポリシーです。全ての片付けを終えるその頃にはもうクタクタで充実感たっぷり。
 そんな感じで釣りの日はもう体力の限界。これが若い頃は何ともなかったんですが、40歳を過ぎてくると、その後2〜3日は時差ボケのような、ちょっと体調がおかしくなるようになってしまいました。

生活のリズムを崩す要因がひとつ減った

釣りをやめて、前日の準備の時間や計画を練る時間、当日と、その後の体力が回復するまでの2〜3日。
たくさんの時間が浮いてくるようになりました。

一度釣りに行くと大幅に生活のリズムを崩してしまっていたのですが、それがなくなったのはとても良かったと思います。

次の楽しみを探す楽しみができた

釣りをやめると、そこに注いでいた、お金も時間も大幅に浮いてくるようになりました。
浮いたお金と時間を何に使おうかな〜?って最近考えているのですが、35年以上も過ごしてきた濃密な時間を急にやめた物だから、いったい何をしていいのかまったく代替案が見つかりません(笑)
でも、次はどんな事をして楽しもう?って考えている瞬間は、釣りをしていた時と同じように、未来の事を考える行為そのものがとても楽しい時間なのだと思います。

結論:釣りをやめたけど、正直困らない。

まとめ

はじめて魚を釣った日の事は今でも忘れないし、釣りの楽しさや出会えた人や瞬間も最高だ。
自然の中で生きている感覚を味わえたのもとてもうれしい。たまにまた釣りに行きたい気分になる時もあるけれど、記憶の中の思い出にはいつでも会えるから・・・

地球よ、自然よ、生物よ。愉しい思い出をありがとう。

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最後に

このサイト「やっぱりお金が好き」では、つい最近まで訳あって、毎月トントンか、ちょいマイナスな生活を長く続けてきてしまったこの私が、ここ最近ひょんな事から、毎月ちょっとプラスな生活にシフトする事ができたノウハウをブログに綴っています。

ゼロがプラスワンになった瞬間から世界が一変します。

そして、このサイトで紹介している情報が、みなさまにほんの少しでも役に立ったり、何かのヒントになったと思ってもらえたらすごく嬉しいです。

今後もみなさまの生活に役立つ情報をたくさん紹介していきますので、
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それではまた明日もお会いしましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

ぷち

京都府京都市出身 滋賀県高島市在住。 最近の趣味は節約と貯金。これまで食を扱うビジネスをずっとやってきた食のスペシャリスト・元カフェオーナー、現在の職業は、会社員兼ブロガー兼Youtuber。アイコンの私が手に持っているのは手作りのゴム銃です(謎)。ほんの少しの気付きと行動で人生は変えられる。詳細な自己紹介は→こちら

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